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Channel: スポーツナビ+ タグ:ナダル
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シュワルツマンがティームに勝利して3回戦へ/デルポトロと新鋭が激突/フェダル登場/モントリオール2日目

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モントリオールは2日目ですが、早くも熱い試合が続いています。特に2回戦最初のアップセットとなったシュワルツマン対ティーム、そして3日目の注目の試合をいくつかピックアップしてご紹介します。■シュワルツマンがティームに勝利比較的楽なドローと昨日書きましたが、初戦敗退という形になってしまったティーム。とはいえ、クレーと低速ハードが主戦場の選手なので、ありえる負けかな、という印象です。ハイライトを見ましたが、目につくのはシュワルツマンのクイックネスと、フォアハンドの振り抜きの良さ。反対にティームはダブルフォルト8本、アンフォースドエラー67本と、調子の悪さとコートへの相性の悪さを露呈する形となりました。シュワルツマンは* 3回戦でドナルドソンと戦います。ティームに続いてハードヒッターとの試合になりますが、所謂アメリカンテニスのドナルドソンとどう戦うのかは楽しみな一戦です。■注目の一戦、シャポワロフ対デルポトロ昨日の記事で注目したシャポワロフ、苦しい戦いでしたが2回戦進出を決めています。2回戦の相手はデルポトロと、1回戦を遥かに上回るタフな相手です。デルポトロは今季ここまであまり良い戦績を残せておらず、直近のワシントンでは3回戦で錦織に、ウィンブルドンでは1回戦でなんとグルビスに敗れています。ここまで、大きな大会ではことごとくBIG4に敗れていただけに、ウィンブルドンでの負けは失調の感があります。今大会で復調なるでしょうか。試合の方はやはりというか、デルポトロのフォアハンドをどこまで生かせるか、逆にシャポワロフは如何にデルポトロのバックハンドを効果的に攻められるか、の勝負になると思われます。シャポワロフのバックハンドは決して悪いわけではないのですが、流石に相手がデルポトロのフォアハンドとなると、有効に機能させるのは難しいでしょう。かといってバックハンドに集めすぎてもスライスでいなされ、隙を見て回りこんでの一撃が飛んできます。上手く的を絞らせないようにして、フォアのリスクを背負ってでもデルポトロを左右に振る事が重要です。■復帰後の初戦、フェデラーとナダル明日の目玉は言うまでもなく、すっかり定位置のトップ2シードに返り咲いた格好のフェデラーとナダルの試合になります。ナダルの初戦の相手は「いいときはジョコビッチ、悪いときはマレー」ことチョリッチとなりました。実はこの組み合わせ、チョリッチが2-1で勝ち越しているんです。今知りました。過去の組み合わせからも、また今年チョリッチがタイトルを取っているという事実からも、ナダルにとっては油断できない初戦になることは明らかです。互いに粘りのストロークを信条とする両者ですが、どちらかといえばチョリッチのバックハンドがナダルのフォアハンドに対してどこまで機能するか、に注目してみてみると面白いと思います。フェデラーの相手はポランスキーです。GS後の復帰戦、100位以下の相手と若干嫌な予感はしますが、順当にいけば流石にフェデラーが堅いと思いますがどうでしょうか。■錦織圭はモンフィスの挑戦を退けられるか?昨日お伝えした通り、錦織の初戦はモンフィスとなりました。ここまで3-0と勝ち越している相手ですが、全試合がフルセット、特に去年の2試合は皆様ご存知の通り大苦戦での勝利となっており、今回もすんなりとはいかない気配がします。いつもの通り、錦織がモンフィスの守備を突破できるかどうかの試合になるのか、はたまたモンフィスが攻撃モードに入って錦織がしのぐ展開になるのか。どちらの展開になっても手に汗握る試合になることは間違い無いでしょう。上で取り上げた試合の他にも、サーシャ対ガスケ、ディミトロフ対ミーシャ等、注目の試合がいきなり目白押しの今大会。明日の試合も楽しみです。

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